スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年03月22日

ドライ・ファイア・プラクティスのやり方



ドライ・ファイヤー・プラクティスのやり方

◎安全
議論なしのドライ・プラクティスは安全性に関する考慮を欠く恐れがある。ドライ・プラクティスの最もよいやり方は、あなたの火器をアンロードし、全ての弾薬をドライ・プラクティスを行うエリアと仕切られた別の部屋に移す事である。さらにあなたはドライ・プラクティスにあたって適切なバック・ストップを選択しなくてはならない。エリアがダウン・レンジとして考えられるならば、誰かが一発撃つごとにセフティ・ストッピングが許容されるべきである。冷蔵庫やブロック塀などのオブジェクトはその候補となる。ドライ・プラクティスを行う直前に、
ドライ・プラクティス・ターゲットを貼り付け、(そして終了と同時に取り外すべきだ)。実際にスタートする前に、火器をダブル・チェックし、クリアである事を明らかにする。ドライ・プラクティスを終了したら聞こえるように声に出して”ドライ・プラクティス終了。今ホットな状態です。”と言う。これは終了後にドロウしたり、引き金を引いたりする誘惑から逃れるためであり、これが無駄な発砲の一番の原因である。

◎何をプラクティスするのか
どのようにドライ・プラクティスを行うのか、どんなターゲットを用いるべきかはあなたがどのようなスキルを上達させたいかによる。以下は私が見つけたドライ・プラクティスで上達させる事ができるスキルのリストである。構え・両腕、構え・片腕、故障解除・両腕タイプ1・2および3、故障解除片腕タイプ1・2および3、ポジショニング:ロールオーバープローン・スピードニーリング・ブレーストニーリング、フラッシュライトの利用:ハリス&ロジャース、準備ポジション:ロウレディ・CQBポジション、適切な援護法、ヘッドショットの後のトリガーリセットドリル、ターン:右・左および後方。トリガー・プレスを個別に練習する人がいるが、私は前述の動きと統合して行う事を好む。

◎どの位が十分で、どの位がやり過ぎか
ドライ・プラクティスに関するよくある質問の一つが、どの位の練習量が必要か、というものであり、これは1日何分位が適当か、という質問にもなる。我々はすでにプラクティスの完璧さについての必要性を記した。この必要性こそが、どの位かという質問の部分的回答にもなる。
総じて、あなたは毎日の、ドライ・プラクティスに使える全ての時間をつぎ込んでしまうべきではない。スキルを完璧に行えるよう回数をこなす方がはるかに重要である。我々は構えの練習をしているのだが、30回完璧な構えをとる事が、30分構えの練習をするより重要である。これは30回続けてピストルを構える事を意味するのではない。むしろ、注意深くそれぞれのドロウ・ストロークを考慮し、それが完璧であったかを30回になるまで数える。
一般的ルールとしてドライ・プラクティスは15分を超えない。それ以上の時間は、それぞれのアクションの完璧さを減少させる危険がある。もしあなたがドライ・プラクティスをたくさんやりたいなら、毎日複数のセッションに分けて行うのがいいだろう。例えば、家を出る前に15分、そして帰宅してから15分。

◎ドライ・プラクティスのターゲット
簡単に言えば、8インチの円と3X5インチの長方形そして満足できるドライ・プラクティス用のターゲットなどが用いられる。個人的には、私の場合、タクティカル・テッドの3-Dプラスティック・ターゲットを使っている。私はこれらのターゲットのリアリズムを大事にしているし、それがドライ・プラクティスの経験を最大限のものにしてくれると考えている。
他のターゲットとして利用価値が高いと思えるのは画鋲だ。私が”プレゼント・トゥ”と呼んでいる練習法がある。胸の高さに、壁に画鋲を差し、ドロウし、トリガーを”スラック・アウト”する。ターゲットは画鋲である。この練習法は集中すべき小さな明確な目標に対して、実際に向き合った時の事を想定して、あなたの銃の存在を教えてくれる。ライブ・ファイアでの練習ではスピードと正確さのバランスのとれた遅い動きに替えて、より速い動きがベストとなる。このような理由で私は通常のドライ・プラクティスのターゲットとしては画鋲を勧める事はしない。しかし、場合によってはその利用がむしろ効果的な事もある。

◎ジェネラル・プラクティス・ガイドライン
私はたくさんのスキルの中でドライ・プラクティスで発達させたいスキルに優先順位をつけるのが有効だと悟った。例えば、銃撃戦の中で故障が発生した場合、これをリロードするべきかクリアするべきか判らない。片手で行わなくてよいように願うばかりである。ピストルというものは構えなくてはならない事を我々は知っている。この理由から、いかなるドライ・プラクティスも他のスキルに移る前に、幾つかの完璧な構えを含むべきである、と信じている。それから、あなたが上手くなりたい特定のスキルをリストアップして、曜日ごとにサイクルさせ、毎日違うスキルを練習するのもいいかもしれない。
すでに記したように、我々はこれらのプラクティスを完璧にこなさなくては意味がない。これらを完璧にパフォームする最もよい方法はゆっくり始める事である。銃の取り扱いは幾つかのステップに分割できる。簡単に言えば、構えは一般的に5つの個別のステップからなっている。プラクティスを始めるにあたって、これら5つのステップを経る事がベストであり、このスキルの完璧なやり方を身体に覚えさせる事である。
ひとたび、この少しずつ増加するステップによってスキルが行われるようになると、あなたはミディアム・スピードで行う事ができるようになる。このスピードではスキルをできる限り速く行うというわけではない。それぞれのステップでポージングをする事なく、しかしアクションをスムーズにフォローする。この段階でもそれぞれの反復を完璧に行う事に集中するべきだ。
この時点で、我々は”ウォーム・アップ”ができており、いつでもスキルを完璧に行えるようになっている。これが達成できれば我々は反復をフル・スピードで行えるだろう。この時点で、ショット・タイマーが有効になる。ショット・タイマーを、望むタイムより長い時間にセットする。2,3回の反復を簡単なタイム・プレッシャーのもとで行う。それぞれの反復が正しい事を確認しながら行う。さて、少しずつタイマーを短くセットして、5つの反復を行う。ついにあなたはタイマーに追い付く点に到達する。このセッティングで5つの反復を行い、タイマーに追い付くようにがんばる。ひとたび、これが達成できれば、別のスキルに移り、あまり多くの時間をかける事なく、あなたができる限り速くできるようになる。これがだんだんと完璧なプラクティスへの究極のゴールへと続くものとなる。













コンバット・シューティング練習用大判マンターゲットあります。よろしければご覧ください



+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー2 で作成しました  + + +
No.103.004.004



  


Posted by WERTY  at 07:55Comments(0)ガンハンドリング