2015年05月08日

パックマイヤーについて

パックマイヤーについて


パックマイヤーについて

正しくはパッチマイヤーだ、とする声も大きいようですが、発音記号に出会わないので分かりません。MGC育ちの私はパックマイヤー、と呼んで来ました。さて、そのパックマイヤーですが、一人のガンスミスが立ち上げたカスタムショップから、インターナショナルなグリップブランドへ、その歴史を覗いてみましょう。

パックマイヤーヒストリー

フランクパックマイヤーによって1929年に設立されて以来、この会社はシューター、法執行官、そしてガンスミス達から、一様にリスペクトされて来た。これは特に驚きに当たらない。と言うのは、パックマイヤーファミリーは会社がスタートした時、既に3世代のガンスミス経験があったのである。フランクパックマイヤーはその父あるいは祖父から商売を学んだのであり、祖父は厳格で古式ゆかしいドイツ式ガンスミス学校で訓練を受けたのであった。

もともと、この会社はWW2期間中の防衛用品と同じく、アウトドア用品を手広く扱っていた。時間が経つに従って、会社の方向性はパックマイヤー家のガンスミストラディションに影響を受けるようになった。1949年、パックマイヤー初のリコイルパッドの販売をみた。会社が成長するにつれ、シューティングスポーツにおけるガンスミスやスポーツマンへのサプライの役割を大きくしていった。より多様なパッドや優れたガンスミスツールへの要求が高まっていたのである。パックマイヤーは多くの銃に実用的なリコイルパッドを設計、生産してきた。ザデラックスホワイトライン、ザトリプルマグナム、F250、F325および750のオールドイングリッシュフィールドパッドなどは今日でも一般的な製品として残っているオールパックマイヤーデザインである。トラップ、スキート及びスポーティングクレイ射撃のシューター達にはT550、D550及び特許取得済みのスピードマウントヒール付きSC100がその名前を知られている。1980年代には、
有名な減速パッドを発売した。これは後にデセラレーターXLTウルトラソフトとなり、今日でも射撃パフォーマンスのバーを上げ続けている。

パックマイヤーラバーハンドガングリップは、1960年代の初めに市場に紹介された。ハンドガン市場に革命を巻き起こした。革新的な、特許取得済みのデザインと素材は、グリップラインナップの基礎を築いた。長期にわたるイノベーションの歴史は1986年、フランクパックマイヤーのアウトスタンディングアメリカンハンドガンナー10傑入りと言う形で認められた。スポーツマン、法執行官及びガンスミス達はそのパフォーマンスとクオリティを頼りにするようになった。

リコイルパッドとハンドガングリップは、特許取得済みのテクノロジーを用いており、反動を吸収するだけでなく、貴方の射撃を向上させる。簡単に装着してカッコいい、と言うビルトオンのアイデアのラインナップを形作った。パックマイヤーが成長するにつれ、大手火器メーカーはこの会社の製品を装着する価値と、彼らの製品に上積みすることの出来る価値を理解し始めた。この、火器メーカーやストックメーカーとの密接な実用的リレーションシップは今日でも続いている。パックマイヤーの最初のリコイルパッドの発売から50年が経っていてもである。事実、最近ブローニングが彼らのライフルやショットガンに新しい抜本的なリコイルパッドの見直しを検討した時、彼らはパックマイヤーのテクノロジーと専門意見に注目しました。彼らは新しいインフレックスリコイルパッドがその結果だ。

パックマイヤーは1996年ライマン傘下に加わった。そして今でもカリフォルニア南部でその製品を生産し続けている。発祥の地からそう遠くない場所だ。パックマイヤーは顧客の声に耳を傾け、そのニーズに応えた新しい製品を生産することで、成長し大きくなり続けている。例えば2007年の反動吸収グリップのラインナップや、TCエンコアやG2コンテンダー用のフォアエンドなどである。リコイルパッドやハンドガングリップに加えて、パックマイヤーではガンスミスとスポーツマンのために、アクセサリーアイテムを発売している。パックスキン、1911アクセサリー、ツールキット、スナップキャップそしてフラッシュマウントスリングスイベルなどである。

世界中のガンスミスとホビーストがその経験を通じて、パックマイヤー製品の設計に助力を与えている。そして彼らの必要とするリコイルパッド、ハンドガングリップ、ツールとアクセサリーを求めて75年経った今でもまずパックマイヤーをあたる。










コンバット・シューティング練習用大判マンターゲットあります。よろしければご覧ください



+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー2 で作成しました  + + +
No.103.004.004







同じカテゴリー(カスタム・ガン)の記事画像
SHOTshow2020 話題の新製品
Glock 19X
デザートイーグルに関する質問
マイ・フェバリット1911
ビル・ウィルソンのビギニング
SHOT show 新製品 2019
同じカテゴリー(カスタム・ガン)の記事
 SHOTshow2020 話題の新製品 (2020-01-02 03:02)
 Glock 19X (2019-09-26 16:53)
 デザートイーグルに関する質問 (2019-06-24 16:18)
 マイ・フェバリット1911 (2019-04-30 20:21)
 ビル・ウィルソンのビギニング (2019-02-28 04:20)
 SHOT show 新製品 2019 (2019-02-04 04:20)

Posted by WERTY  at 05:50 │Comments(0)カスタム・ガン

<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。