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カスタム1911とは何か？

「カスタム」1911についてのスレッドが私の疑問の原点だった。カスタム1911って何だ？
1911の世界では、1911は3つのカテゴリーに分けられる事が一般的に認められているようだ。

生産品。大量生産、それも組み立て工ややや腕の落ちる人の手で作られる。手作業やガンスミシング工程は少ないか、全く無い。提供される各モデルはセットメニューになっており、オーダーは出来ない。スプリングフィールド、コルト、キンバー、シグ、ダン・ウェッソン、その他。

セミ・カスタム。様々なスキル・レベルのガンスミスによって組み立てられている。一回につき一丁のハンド・ビルド。パーツの組み付けは注意深い。これらのメーカーには「ストック」の販売という形がある(ハンド・ビルドから熟練工によるスタンダードまで)。客はその必要や要求に応じた特別な製品をオーダーできる。あるいは特別なコンポーネントを選択できる。等々。

フル・カスタム。顧客のオーダーに応じてフレーム・アップの状態から、マスター・ガンスミスによって造り上げられる。全てが厳格に顧客の要望に応えている。完全にユニークであり、他に類を見ない製品。

製品とフル・カスタムの間にあるものは、モデファイド・プロダクション・ガンと呼ばれる事もある。棚から一つをとって各段階へ、またはオーナーの必要に合わせて手直しされる。

これは私が興味深く思っているグレー・ゾーンだ。そこで今日の質問だ。棚から基本のコルトを手に取り、サイトを交換し、ビーバーテイルにドロップを付け、少しばかりファイア・コントロール・グループを神経質にしたシロモノを「カスタム」ガンと呼ぶだろうか？それとも他の呼び方が？
何年か前、カスタムVツインのバイクが流行った時、業界にこんなことわざが流行った。「カスタムは箱に入って出てこない。」
さあ、どんなパーツ交換の時点でそれはカスタム・ガンスミシングと呼べるだろうか？wccountryboy

あなたの思考過程には多くのグレーゾーンがあるね。私には馬鹿げて思えるいくつかのパーツがあるんだけど、私はカスタム1911の専門教育を受けたわけじゃないからズバリ間違っているかも知れない。スプリングの交換パーツっていうのはカスタムと呼べるのかい？picker

私は、君が言うように、カスタマイズド1911をカスタム1911と比べてみようと思う。
個人的には、カスタマイズドにはよくやった、と言いたい。低コスト、短い待ち時間、高品質メーカーの製品、あるいはセミ・カスタム・モデルのビルト・オン。そして望み通りの造りだ。
今ちょうど二丁のレスベアでそれをやっているところだ。どちらもカスタマイズドのためにACWへ送った。私が望むようにファイン・チューニングがなされた。レスベアをベースにしたプレミアⅡ、カスタム・キャリー、またはUTC(いずれも2000ドル以下)のACWのカスタム・ワークはウィルソン・コンバットのほとんどのベース・モデルより安かった。
ある人は言うかもしれない。セミ・カスタムであっても、ベアはより手作業による部分が多いし、カスタム・メイドだと。というのは彼らはハンド・チューニングをしているので、二丁を近づけて比べた時100%似ているベアは有り得ない、という事だ。
私はまた、カスタマイジングについてパーツを包みから開けた時からカスタマイジングだ、と考えている。もし文字通りドロップ・インするだけのパーツの場合はカスタマイジングとは呼ばないだろう。しかし、フィッティング、ブレンディング、再ブルーイング、フィットをタイトにするためのTの埋め込み、などを必要とすれ場合、それらは真にカスタマイズドと呼べるだろう。SamlautRanger

私の定義は、「もし、自分のためにビルトするなら、私の好きなやり方で、それがカスタムだ。」それは一人のビルダーの努力であって欲しい(WCのスーパーグレードのように)。もしくはスタン・チェンのような一つのビルド・グループ。それとも、コルトやロブ・アト・アルケミーのベース・ガンを私のスペックにモデファイするかだ。
これが私の銃についての定義だ。私はこれでやってきた。もし、誰かが私のアルケミー・カスタマイズド・コルトを見て「これはカスタムじゃない」と言うなら、彼の意見にも権利があるかもね。TRSOtto

私が言いたいのはこういうことだ。最も一般的なカスタムは、「プロダクション・カスタム」と呼ばれるものだ。もちろんこれはちっともカスタムじゃない。
プロダクション・カスタムはカスタム・ピストルに関連して組み立てられていると思われる銃だが、メーカーのスペックに基づいている。買い手のスペックではない。棚から出してきたものを買う事ができるし、あなたが理想のワン・オフに払うものより、多分安価だ。
私の銃の多くはモデファイド・プロダクション・ガンだ。いろいろ特徴が盛り込まれている。一般的には単純なパーツ交換だ。しかし、機械工程の多いものではない。
これは莫大な中心的位置を占める。オーナーはDAY仕事で最新の流行を取り入れることができる。あるいは銃をモデファイのためにガンスミスに送るか、だ。
多くのパーツがフィットする必要があるので、どんなモデファイにも、ガンスミシングの要素がある。
新しいグリップ一つ付けるにしても、アンビセフティとの兼ね合いが要求され、ネジとブッシングの交換が必要かもしれない。ピンやバネにしても、同様だ。あなたがどんなパーツを交換するにしても、連係した作業が必要になってくるのである。RickB

RickBのプロダクション・カスタムについて
これは私が言っているセミ・カスタム・メーカーのストック・オファーリングだよ。WC、ベア、その他。高品質でハンドメイド、しかし棚から出してきたものを買う事が出来る。wccountryboy

フル・カスタムの最も大きな違いは、君が望むようにスペックを指示する事ができる点だ。もし君がある部品を使いたいならそうできる。望む機械で加工する事もできる。例えば誰もダマスカス・スライドを使おうとは思わないだろう。カスタム・ビルダーだってそうだ。Busa Dave




1911アンケートに回答いただきまして、ありがとうございます。10月14日現在140件を超える回答を得、スプリングフィールド、コルト、キンバー、ウィルソンが四強の状態です。トップのスプリングフィールドはアンケート開設当初から人気が高く、私としては意外でした。認識不足でした^^; 二位のコルトは当然として、キンバーとウィルソンの三位争いが注目されます。TVドラマに登場したりしてキンバーの方が認知度が高いのかな？
ナイト・ホーク、S&W、STI、レスベアーと続きますが、トイガンにモデルアップされている銃の人気が高いようにも思われます。皆様はこのデータ、いかがご覧になりますか？まだまだ続けて参りたいと思いますので、ぜひお好きな1911に投票して下さいますよう、お願い申し上げます。




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