2015年04月10日
キンバー・マニュファクチュアリング

キンバーマニュファクチャリング
キンバーマニュファクチャリングはM1911ピストルやソロピストルおよびライフルといった小火器を設計、製造、販売しているアメリカ企業である。USAシューティングチーム、特殊部隊に選ばれた海兵隊員、LAPD SWATなどがキンバーピストルを使用している。
歴史
キンバーは1979年にグレッグとジャックのバルン兄弟によって、オレゴン州クラッカマスにおいてキンバーオブオレゴンとして設立された。ジャックバルンは1968年にオレゴン州に移住してきた。それは南オーストラリアのアデレードに彼が設立した火器製造会社スポーティングアームズ社をポートランドのオーマークインダストリー社がWWⅡの後で買収した後の事だった。
その設立に続いて、キンバーオブオレゴンは正確な22LRライフルの手早い組み立てで評判を獲得し、製造ラインを拡大し近くのコルトンに第二工場を建てた。
1980年代後半、M89ビッグゲームライフルの開発コストをカバーするのに、株損益が大きくなり、会社は苦しみだした。1989年、キンバーオブオレゴンはWTDインダストリーの創業者であるブルースエンゲルスに売却された。エンゲルスはキンバーをやりくりするのに困難を感じ破産を考えた。しかし、キンバーオブオレゴンの資産は清算された。
1990年、ダンクーパーを含む何人かのキンバー従業員が退社してクーパーファイアアームズオブモンタナを設立した。
1990年代の半ば、グレッグバルンはキンバーを立て直そうとした。しかし、キンバーオブオレゴンのオリジナルな工場機械の大部分はポートランド北部のジャンクヤードに打ち捨てられていた。グレッグは間も無くレスエデルマンという資本的後ろ盾を見つけた。エデルマンはネーションワイドスポーツディストリビューターのオーナーだった。二人はオリジナルの工場機械を買い取りキンバーオブアメリカを設立するためにパートナーとなった。会社は急激に発達した。しかし、エデルマンは社内で過半数株主となった後、バルンに退社を迫った。
エデルマンはグレッグバルンとパートナーシップを結ぶ一方で、ジェリコプレシションが立ち上げたヨンカースにも出資していた。この会社は銃火器産業においてハンドツールやメカニカルコンポーネントを製造していたが、銃火器製造に参入しようとしていたのである。エデルマンはジェリコプレシションの製造技術やインフラと、キンバーの評判や販売ネットワークを、M1911スタイルのハンドガン製造ラインのためにつなぎ合わせる事を決意した。彼はついにキンバーの製造ラインをNYのジェリコ施設に移転させた。オレゴンからキンバーの存在は消えた。
2004年の12月9日、連邦政府の審査会は、前CEOであるデニスシャスターマンを起訴した。キンバーマニュファクチャリングとネーションワイドスポーツディストリビューターから一千万ドルを横領した罪によるものだ。彼は後に無罪を主張したが、叶わなかった。損失を弁済し税金を払い、連邦刑務所に14年の有罪判決が言い渡された。
キンバーはその31,500平方フィートのニュージャージー州リッジフィールドの工場敷地を拡大する計画を立てている。ヨンカース工場における敷地拡大の申し出は、地域重要プロジェクトとして承認されてきたが、住民の不安の声を受けてキンバーは撤回してしまった。
コンバット・シューティング練習用大判マンターゲットあります。よろしければご覧ください

+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー2 で作成しました + + +
No.103.004.004