2019年10月26日
ライブファイア・ドリルその2
ライブファイア・ドリル ピストル1
概要
この発砲訓練では、ピストルをいかにターゲットに結び付けるかに集中する。ピストル1 をマスターすることは他の全てのスキルのための基礎を築く事になる。このドリルではシューターはターゲット・プラクティスに厳しく取り組む事になる。シューターとして、またはインストラクターとしてこのドリルを用いて実射する事は、あなたやあなたの生徒が持っているかも知れない厄介な問題をドロウや身体の動きを抜きにして特定する事が出来る。
以下の事項について良く注意を払って欲しい。
*サイトアライメント*サイトピクチャー*トリガーコントロール*フォロースルー*グリップ*スタンスと呼吸

シューティング・インストラクション
1.ひとたびファイアリング・ラインに出たら、あなたは装填とプレス・チェックをするよう指示される。
2.ひとたび銃の薬室内に装填したら、デコックまたは安全装置をかけ、ポジション3の体勢をとる。
3.全ての発砲は一発ずつの発砲である。ダブルアクションの銃であれシングルアクションの銃であれ、全ての発砲はダブルアクションのモードで行う。
4.全ての発砲は「アップ」の掛け声に従ってなされる。
5.「アップ」の掛け声に従ってポジション4の体勢をとり、良好なサイトピクチャーを得たら発射する。これは単発の約束を持ったドリルである。
6.発射後、トリガーは後方へ引いたままで、再びサイトピクチャーを得る。
7.ひとたび良好なサイトピクチャーを得たら、トリガーをゆっくり前方へ戻して、トリガーがリセットする感覚を感じなさい。
8.リセットを感じたら、あなたのターゲットの左右を確認(スキャン)しなさい。
9.ターゲットの左右を確認したら、トリガーから指を離し、銃に安全装置をかけるかデコックし、ポジション3に戻ります。
10.あなたがポジション3戻った時、手元の銃を見て、尚も発射可能な状態であるか確認しなさい。(ストーブパイプや、なんらかの不具合、スライドが後方でロックしていないか。)
11.マガジンの最後まで発射したら、速やかにマガジン・チェンジを行って、再びターゲットに注目し、再びサイトピクチャーを得るようにします。トリガーリセットそしてターゲットの左右確認、デコックまたは安全装置、そしてホルスターに収めて銃を維持します。
12.全員のシューターがエクササイズを終了した時には、どのタイミングで銃をクリアにするかを伝えられるでしょう。
レンジマスターの掛け声
ひとたびシューター達がファイアリング・ラインに立ち、ラインが「ホット」になったら、ドリルの掛け声をかけ始めます。スローペースを維持する事に重点を置いて下さい。シューター達に良い射撃を行う充分な時間を与える事で、ドリルについて来れる様にします。ドリルは「ステップスsteps」の掛け声で始めます。もしあなたが独りで撃っているならば、ドリルの掛け声を録音して、ヘッドホンで再生する事もレンジで出来ると思います。
「レディready」
「アップup」(準備の出来たシューターは発射しますが、あなたが次のステップをコールするまで、体勢を崩さない様にさせます。)
「サイトピクチャーsight picture」
「リセットreset」
「スキャンscan」
「デコック・オア・セーフde-cock or safe」
「バック・トゥ・スリーback to 3」
「コンディション・チェックcondition check」
ドリルが完璧なものになるまで繰り返します。フル・コールが必要無いと判断する場合があるかもしれません。ドリルの中のいくつかのポイントで掛け声を省略してもいいと思える時や、あなたが発射のペースをコントロールできる中でシューター達自身に彼らのペースでドリルを行う事を許す場合です。
例えば以下の様になります。
「レディ」
「アップ」(シューターは発射し、サイトピクチャーを再獲得し、トリガーをリセットし、ターゲットの左右をスキャンし、デコックまたは安全装置をかけ、自分でポジション3に戻ります。ひとたびファイアリング・ラインが全員ポジション3に戻ったら、ドリルを続けます。)
一般的なミステイク
シューター達がこのドリルを行う上で、犯しがちないくつかの問題があります。我々は基本スキルのベースラインを探している事を思い出して下さい。ターゲットを判定する事以上にシューターが何を間違えているか示す良い診断はありません。
ターゲット上のヒットは問題を示しているかも知れません。しかし、ただ一つの確かな方法はそのシューターが発射するのを観察する事なのです。ここに一般的なミステイクとターゲット上の証拠のリストをあげます。問題はいくつかの要因が組み合わさって現れる事を思い出して下さい。以下の診断はツー・ハンド・グリップの場合のものです。
1.サポート腕側に着弾: サポート手が強過ぎる。(強さもグリップも)
2.下側にばかり着弾する:
a.サイトを上から見ている。
b.着弾点を探している: 不適切なフォロースルー
c.反動を予想している。多くは初心者
3.利き手側にばかり着弾する。
a.トリガー・フィンガーが強過ぎる。
b.クロス・アイ・ドミナンス
4.左右または上下に偏った着弾: 不適切なサイトピクチャーまたはサイトアライメント
5.グルーピングがバラけている
a.サイトピクチャーの変化
b.トリガーを叩く様に、あるいはグイッと引いている。
c.グリップまたはサポート手を乳搾りの様に、あるいはしっかりつかんでいる。
d.呼吸によるもの
e.グリップがゆるい
ちゃんとしたターゲット使ってる?
テキトーな紙に丸描いてみたり、段ボールとか。それもいいけど、やっぱ印刷したターゲットは気分がいい。何よりキチンと結果が評価できるから励みになる。
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概要
この発砲訓練では、ピストルをいかにターゲットに結び付けるかに集中する。ピストル1 をマスターすることは他の全てのスキルのための基礎を築く事になる。このドリルではシューターはターゲット・プラクティスに厳しく取り組む事になる。シューターとして、またはインストラクターとしてこのドリルを用いて実射する事は、あなたやあなたの生徒が持っているかも知れない厄介な問題をドロウや身体の動きを抜きにして特定する事が出来る。
以下の事項について良く注意を払って欲しい。
*サイトアライメント*サイトピクチャー*トリガーコントロール*フォロースルー*グリップ*スタンスと呼吸

シューティング・インストラクション
1.ひとたびファイアリング・ラインに出たら、あなたは装填とプレス・チェックをするよう指示される。
2.ひとたび銃の薬室内に装填したら、デコックまたは安全装置をかけ、ポジション3の体勢をとる。
3.全ての発砲は一発ずつの発砲である。ダブルアクションの銃であれシングルアクションの銃であれ、全ての発砲はダブルアクションのモードで行う。
4.全ての発砲は「アップ」の掛け声に従ってなされる。
5.「アップ」の掛け声に従ってポジション4の体勢をとり、良好なサイトピクチャーを得たら発射する。これは単発の約束を持ったドリルである。
6.発射後、トリガーは後方へ引いたままで、再びサイトピクチャーを得る。
7.ひとたび良好なサイトピクチャーを得たら、トリガーをゆっくり前方へ戻して、トリガーがリセットする感覚を感じなさい。
8.リセットを感じたら、あなたのターゲットの左右を確認(スキャン)しなさい。
9.ターゲットの左右を確認したら、トリガーから指を離し、銃に安全装置をかけるかデコックし、ポジション3に戻ります。
10.あなたがポジション3戻った時、手元の銃を見て、尚も発射可能な状態であるか確認しなさい。(ストーブパイプや、なんらかの不具合、スライドが後方でロックしていないか。)
11.マガジンの最後まで発射したら、速やかにマガジン・チェンジを行って、再びターゲットに注目し、再びサイトピクチャーを得るようにします。トリガーリセットそしてターゲットの左右確認、デコックまたは安全装置、そしてホルスターに収めて銃を維持します。
12.全員のシューターがエクササイズを終了した時には、どのタイミングで銃をクリアにするかを伝えられるでしょう。
レンジマスターの掛け声
ひとたびシューター達がファイアリング・ラインに立ち、ラインが「ホット」になったら、ドリルの掛け声をかけ始めます。スローペースを維持する事に重点を置いて下さい。シューター達に良い射撃を行う充分な時間を与える事で、ドリルについて来れる様にします。ドリルは「ステップスsteps」の掛け声で始めます。もしあなたが独りで撃っているならば、ドリルの掛け声を録音して、ヘッドホンで再生する事もレンジで出来ると思います。
「レディready」
「アップup」(準備の出来たシューターは発射しますが、あなたが次のステップをコールするまで、体勢を崩さない様にさせます。)
「サイトピクチャーsight picture」
「リセットreset」
「スキャンscan」
「デコック・オア・セーフde-cock or safe」
「バック・トゥ・スリーback to 3」
「コンディション・チェックcondition check」
ドリルが完璧なものになるまで繰り返します。フル・コールが必要無いと判断する場合があるかもしれません。ドリルの中のいくつかのポイントで掛け声を省略してもいいと思える時や、あなたが発射のペースをコントロールできる中でシューター達自身に彼らのペースでドリルを行う事を許す場合です。
例えば以下の様になります。
「レディ」
「アップ」(シューターは発射し、サイトピクチャーを再獲得し、トリガーをリセットし、ターゲットの左右をスキャンし、デコックまたは安全装置をかけ、自分でポジション3に戻ります。ひとたびファイアリング・ラインが全員ポジション3に戻ったら、ドリルを続けます。)
一般的なミステイク
シューター達がこのドリルを行う上で、犯しがちないくつかの問題があります。我々は基本スキルのベースラインを探している事を思い出して下さい。ターゲットを判定する事以上にシューターが何を間違えているか示す良い診断はありません。
ターゲット上のヒットは問題を示しているかも知れません。しかし、ただ一つの確かな方法はそのシューターが発射するのを観察する事なのです。ここに一般的なミステイクとターゲット上の証拠のリストをあげます。問題はいくつかの要因が組み合わさって現れる事を思い出して下さい。以下の診断はツー・ハンド・グリップの場合のものです。
1.サポート腕側に着弾: サポート手が強過ぎる。(強さもグリップも)
2.下側にばかり着弾する:
a.サイトを上から見ている。
b.着弾点を探している: 不適切なフォロースルー
c.反動を予想している。多くは初心者
3.利き手側にばかり着弾する。
a.トリガー・フィンガーが強過ぎる。
b.クロス・アイ・ドミナンス
4.左右または上下に偏った着弾: 不適切なサイトピクチャーまたはサイトアライメント
5.グルーピングがバラけている
a.サイトピクチャーの変化
b.トリガーを叩く様に、あるいはグイッと引いている。
c.グリップまたはサポート手を乳搾りの様に、あるいはしっかりつかんでいる。
d.呼吸によるもの
e.グリップがゆるい
ちゃんとしたターゲット使ってる?
テキトーな紙に丸描いてみたり、段ボールとか。それもいいけど、やっぱ印刷したターゲットは気分がいい。何よりキチンと結果が評価できるから励みになる。
WSC(ヤフオク店、アマゾン店)では大判A2マン・ターゲット10枚を800円で提供させていただきます。420×594mmのフルサイズだから迫力満点、スリリングなコンバットシューティング体験が楽しめます!

コンバット・シューティング練習用大判マンターゲットあります。よろしければご覧ください
