2019年08月29日
USSSがグロック導入

アメリカシークレットサービスがグロック19およびG47MOS Gen5の採用を決定
Tactical Life誌 2019年8月1日
by Donald J. Mihalek
アメリカシークレットサービス(USSS)はグロックを新しいデューティーピストルとして受け入れる事を公式に決定した。1998年以来、USSSのエージェント達はSIGザウアーP229の.357SIG口径ピストルで武装して来た。
その当時、USSSはフルサイズより小型の、それでいてパンチのあるデューティーキャリーウェポンを探していた。9mmではストッピングパワーに欠けるし、.40SWは正確さに欠ける。SIGザウアーは弾薬メーカーとタッグを組んで、調査と技術的な進歩の上で.357SIG弾薬を開発した。
当時のUSSSのデューティーウェポンはSIGザウアーP228の9mmであった。1990年代後半当時、9mmのテクノロジーとパフォーマンスは貫通能力に欠ける事や、硬い物体にヒットした場合の裂片効果などについて批判を受けていた。これが、法執行官やシークレットサービスの間で広く議論を呼び、狼狽の原因となった。
9mmに関するFBIの研究
FBIは新しい9mm弾薬の長所に関して数年前、幅広い調査を実施し、報告した。これが多くの法執行官ーFBIも含めてーを逆戻りではなく、9mmに注目させる事となった。この報告では、9mm弾薬の総合的な弾道学的パフォーマンスが、上位の弾薬と同等かそれ以上のものである事が示された。反動が小さくなれば正確さは上昇する傾向があるし、大口径の弾薬に比べマガジンキャパシティでも有利だった。
USSSがグロックを受け入れた
さて、USSSはグロックにスイッチした最新の法執行官となるのだろうか。USSSはまず9mmのグロック19MOS Gen5 TLR7を購入した事が判明した。さらに、USSSスペシャルオペレーションは9mmのグロック47MOS Gen5 の300倍サイトをキャリーする許可が下りる予定だ。
28年の沈黙を破ってこの事態は世界指折りのプロテクションエージェンシーを9mmグロックのプラットホームに動かす事となった。実際、多くの州の警察署、連邦のスペシャルエージェントや軍でグロックを使用するこの足並みは揃っている。順番にこの流れは米国内、さらに米国外でも物凄い柔軟性を示そうとしている。このスイッチはまさに歴史的であり、NYヤンキースが他の街へ移るのと同レベルの話である。
ちゃんとしたターゲット使ってる?
テキトーな紙に丸描いてみたり、段ボールとか。それもいいけど、やっぱ印刷したターゲットは気分がいい。何よりキチンと結果が評価できるから励みになる。
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