2016年04月01日
S&W 1911
S&W パフォーマンス・センター SW1911
by Paul Scarlata Feb 25, 2013
今日、銃器雑誌の表紙に1911の姿を見かけない事がない。まるでジョン・モーゼズ・ブローニングの伝説が乗り移ったかのような写真である。これについて、他のピストルのファンから不平が聞こえてきた事は一度もない。しかし、そのような不満にもかかわらず、1911は今でもハンドガン・ワールドにおけるスターだ。その理由は単純だ。百年以上の歴史を持ちながら、1911は今でも最も一般的なピストル・デザインである。
20世紀を股にかけて、1911は信頼性、人間工学、頑丈さ、正確さ、そしてシュータビリティにおいてスタンダードを示してきた。それは他のセミオート・ピストルのデザイナーが一様に目標とするものである。そして、もし、1911の変わらぬ人気がどの口径でも変わらぬものならば、今日のデザイナーたちにも、多少の仕事をする余地がある。もしブローニングと彼の尊敬すべき「オールド・スラブスライド」に挑戦する気があるのなら。
1911は今でも世界中の、兵士や法執行感、武装したプロフェッショナルのお気に入りである。今日のSWATチームや特種部隊がいかなる状況下でも常に用いるピストルを求めるとするならば、1911を選択するかもしれない。加えて、もし彼らの部署のガイドラインが許せばの話だが、1911は毎日の任務において多くの制服オフィサーのお気に入りである。
1911に対する、武装したプロフェッショナルや市民の深い愛情は、なぜこんなにも多くの銃器メーカーが彼らのカタログにこのピストルの変種を載せるのに必死か、という問いの答えでもある。
古いものと新しいもの
もちろん、S&Wは1911をカタログに載せる必要はなかった。それはだいぶ前からそうだった。しかし、去年、二つのパフォーマンス・センター1911がカタログに加わった。パフォーマンス・センターSW1911とパフォーマンス・センターのラウンド・バットSW1911である。
S&Wパフォーマンス・センターのピストルは最良の部品を使って組み立てられている。カスタム・ガンスミスの伝統の技が用いられているのである。その結果、個性的で魅力的のみならず、極めて撃ちやすい、非常に正確なものとなった。
その名が示すとおり、パフォーマンス・センターのSW1911は、1911のデザインに最終的な変更を加えるものだ。シングルアクション・トリガー、サム及びグリップセフティ、シングルスタックのマガジン、素晴らしい人間工学。どちらのモデルも古典的45ACPカートリッジを使用する。
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