WertyShootingClub

リコイル・コントロール

今回はGuns&Gearのビデオから、ロブ・レイサムのリコイル・コントロールについてご紹介。

G&G : こちらのロブ・レイサムは皆さんご承知の通り、ワールドクラスのトップ・コンペティティブ・シューターです。あなたは多くの人々に射撃を教えていますね。今回、我々はこのSDXの様な小さな銃について話して行きたいと思います。大きな違いはありませんが、人々が知っておくべき点を教えて下さい。

Rob : その通りです。銃を軽く小さく造るためには、質量を犠牲にしなくてはなりません。
それで質量を小さくすると銃を扱う上で変化が現れます。失われた質量を何かで補ってやらなくてはならなくなります。
通常、これらのピストルはリコイル・オペレート・デバイスが備わっています。

G&G : ここにスプリングが入っているよね？

Rob : そう、ここにスプリングが入っている。それが圧縮される。全てのパーツを一つに組み合わせているんだ。

G&G : それが前方に押しもどす働きをしているんだよね。

Rob : その通り。大きな重い銃は、大きな質量を持っていてテーブルの上に置いてトリガーを引けば発射できるかもしれない。しかし、小さな銃はそんな風には働かない。だから何かで質量を補ってやらなければならない。だけどもう一つさらに重要な問題がある。それはこういった小さな銃をコントロールするのには、より強い(トリガー)プレッシャーと前方に押し出す力が必要だ、という事だ。多くの人々がそう感じている。

G&G : 質量が足らない事によって起こっている事の一つは、銃の中でスプリングが戻る時に、全ての可動部を動くのではなく、ミスフィードが発生する事だ。正しく銃を扱う事が出来なかった場合にはね？

Rob : その通り。その多くはリム・リスティングと呼ばれている。他にも多くの呼び方があるけど、銃のフレームがスライドに沿って動く事によるものなんだ。

G&G : あなたはこれをどうすればいいと人々に教えていますか？

Rob : 実際、それはシンプルなものです。少しばかり前に押し出す力を入れてやれば、発生を防ぐ事が出来るようになります。
じゃあ、ちょっと銃を構えてみて下さい。
今、こんな風にすばやくスライドを動かしてやると、あなたがどの位の前方への力で押し出しているのか、早くて分かりません。しかしあなたの身体は少し動きます。
人々に正しく銃をホールドする事を教えるために、私はスライドをゆっくり動かして行く。今、あなたはその力に対抗しています。どう動くか見ていて下さい。これが可動部の最初の1/4です。そして私が可動部の最後まで押し込みます。あなたは押し返しますよね？つまり私はスライドを最後まで動かそうとするし、あなたはその力に対抗して押し返そうとする。
もし、あなたが前方への力を入れ過ぎて前のめりになった場合、銃がサイクルしている間、あなたの身体は後ろに押される事は全くありませんよね？これが発射の圧力と前方への力を踏まえた、適正な銃のホールドの仕方です。ただ銃が作動すればいいというものではありません。このSDX45の様な小さな銃をコントロールするのには必要な事です。

G&G : 素晴らしいロブ・レイサムの射撃注意事項でした。

https://youtu.be/fnYjzEpFTEU






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