2015年11月17日
テキサスが銃緩和

テキサスの銃関連法
今アメリカではニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴなどの大都市圏で銃の規制が厳しくなる一方で、地方では一般人のコンシールドキャリー許可が緩和されるなど、二極化が進んでいる。
今回は今年に入って銃関連法が大幅に緩和されたテキサス州を見てみよう。テキサスでは大学構内での銃携行が認められる様になった。「テキサスの男は銃の扱いを心得よ」とでも言いたいのだろうか。勉強するのに銃はいらないと思うのだが。実際この問題を巡っては教授が大学を辞めるなど、様々な波紋を呼んでいるようだ。おかしな学生や侵入者が乱射事件を起こし、学生の中から犯人を射殺する者が出てきた時、改めてこの法の意味が論じられるに違いない。
テキサス州の州関連法
・銃購入についての州の許可:設定なし
・銃の登録:設定なし
・オーナー・ライセンス:設定なし
・攻撃兵器関連法:設定なし
・弾倉容量規制:設定なし
・携行許可:ハンドガンについて設定あり。ハンドガンのコンシールドキャリーに関しては許可を要求される。
・オープン・キャリーについての規定:あり。長物銃のオープンキャリーに関しては「警戒の原因となるやり方」以外に法的に禁止はしない。
・大学構内でのコンシールドキャリー:ハンドガンについて設定あり。駐車場、歩道などはコンシールド・ハンドガン・ライセンスがあれば法的に認められる。建物内での携行は現在のところ禁止。2016年9月1日のはじめから、四年制総合大学の職員学生の建物内でのコンシールドキャリーは認められる。二年制単科大学については2017年9月1日から施行される法に従う。
・ピーサブル・ジャーニー法:設定あり。
・キャッスル・ドクトリン/スタンド・ユア・グラウンド法:設定あり
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