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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年08月24日

ナンパされかかる




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 30才くらいだった頃。暑い夏の夜、なんだかんだで徹夜です。うっすらと東の空が明るくなり始めた5時頃、腹が減ってきました。「牛丼でもいくか。」カラスの鳴く夜明けの街をズンズンと歩いていきます。と、コンビニの前に一人の少女が。徹夜明けらしく少々お疲れ気味の様子でした。彼女はチラリとこちらを見てすぐ目をそらしました。「始発待ちかなあ。」私は気にもとめずにY野屋へ。タクシードライバーらしき男性客が一人ガツガツと食べています。無愛想にお茶がだされ、私もまた無言のままガツガツと並を平らげました。ようじで歯をほじりながら置いてあった新聞などチェックします。おもむろにY野屋をでて、コンビニに通りかかります。すると先程の少女がじいーっとこっちを見ています。「これは?!この視線は?!」うろたえる間もなく彼女は意を決したようにツカツカと歩み寄ってきます。ピンクの半袖Tシャツにジーンズのホットパンツ、高校生とおぼしき浅黒い少女です。空は明るくなりかけており、セミが鳴き始めています。私はドギマギしてツバを飲みました。「オジサン」少女はそう言ったように聞こえました。私はビビってしまい、とっさに「お金なーい。」と両手をブラブラ振ってみせました。少女はあてが外れたように離れていきました。セミの鳴く街を歩いて行きながら、「さあ、また一日が始まる。」と、大きく背伸びをしました。

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Posted by WERTY  at 07:36Comments(0)